先日知り合いからicloudメール(@icloud.com)に送れないとの相談を受けました。
今回は応急処置による対応と根本的な対応と2つご紹介します。
※因みに今回の問題は独自ドメインを利用してる状況です。
エラーメールの内容を見ると
said: 554 5.7.1
[CS01] Message rejected due to local policy. Please visit
https://support.apple.com/en-us/HT204137 (in reply to end of DATA command)
どうやらicloud=appleのlocal policyにより拒否された模様。https://support.apple.com/en-us/HT204137
appleのサポート見ると以下の仕様の通り、メールの認証にはSPFとDKIMのダブル認証を採用。
一部抜粋
Does iCloud Mail use email authentication?
iCloud Mail authenticates all inbound emails using SPF and DKIM. We also publish SPF records for our domains and sign all of our outbound emails with DKIM.
応急処置 Gmailを利用する
自社のメールサーバが対応していない場合は管理者に伝えて対応してもらうのが一番だがそれまでの応急処置として、googleのgmailに独自ドメインのアカウントを追加すれば送れる。※以下はPC版のみの操作になる
①GMAIL右上の設定 > すべての設定を表示
②アカウントとインポートタブを選択
③名前:他のメールアドレスを追加
Gmail を使用して他のメール アドレスからメールを送信
④送信(SMTP)サーバ情報を入力
⑤確認
あとは自分のメールアドレスに送信された確認コードを入力すればGmail経由で独自ドメインからicloudメールに送れるぞ!
※GMAILからメール作成するときは[差出人]から自分で設定したメールを選択すること
本日はここまで。次回はDKIMを設定します